稲川淳二さん的体験
これは先の休日に起こった話なんですが、台風が過ぎ去った日に、私たちはキャンプをしようと西湖に出掛けたんです。 あいにく 台風の影響で強風が吹いていて、湖でカヤックやサップをする事は叶わなかったわけなんですが、松ぼっくりを拾ったり、キャンプ場を経営している友人から 焼き芋やスモークされたちくわやはんぺんなどもらって「こんなのんびりしたキャンプもいいね」なんて話してたんです。湖畔にテントを張って、周りを見回すと数組のキャンパーたちもいて、今日は寂しくない夜が過ごせそうだと思っていてね。お夕飯を食べて、時刻は20時半を過ぎたころでしょうか。周囲で焚き火をしている灯りなんかもチラホラと見えて、みなさん、まだまだ夜を楽しんでいるんだなと思っていたんです。我が家もゆっくり焚き火を楽しもうと、その前にお皿やお鍋を洗いに行ったんです。水場は湖畔から100メートルくらいかなぁ、もう少し行った先の明るい電灯が点いてるところだったので ひとりで行ったんです。
暗い林間を抜けて行くのは少し怖かったですが、ヘッドライトもして道はよく見えたので気にせず行ったんです。
洗いたての食器を両手に持って帰ってくると、 あれぇ妙に変だな、地面がわかりにくいなぁ。 道はこっちでいいのかなぁ。無事にテントまでつくかなぁ。恐いな恐いなと思い、前方に灯を向けたところ、、、
見てしまったんです。
何も言葉を発せず暗闇にたたずむ小さな顔と小さな体。
あ、見てはいけないものを見てしまった。そんなふうに思って焦点を合わさずに通り過ぎようとした瞬間、、、
「ママ」
そこで私は気付いちゃったんだ。 ああ、うちの子だ。
ほっ〜〜
「迎えに来たの」
ありがとね〜、嬉しい〜、でもママ久しぶりに怖い思いしちゃったぁ。
深夜3時ごろにトイレに行こうとテントを抜けたシゲも、林間を抜けて行く瞬間に金田一少年の事件簿・悲恋湖殺人事件なんて頭に浮かんでしまって怖い思いをしたようだ。
怖いな怖いな〜。
堀井家は今日も平和です。
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