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2025-01-15

さくらももこ展

こんにちは、NORMCOREの加藤です。

これは恐怖の大王!!

昨年末、楽しみにしていたさくらももこ展へ行ってきました。

子供のころ、初めて触れたエッセイが「もものかんづめ」でした。

祖父の葬儀でふとはじまる姉妹の大喜利や、お茶っぱと電球でたたかう水虫治療や、中学生のころ片思いの相手に向けたポエムの話やら、普通であれば隠しておきたい黒歴史を余すところなく綴ったそれは、私のバイブルになりました。

展覧会では直筆原稿やカラーページ、オールナイトニッポンでのラジオ放送、お子さんと作った絵本の原稿など、膨大な展示物がありました。ひとつの原稿の端から端まで穴が開くくらい、一字一句見逃したくない気持ちの来場者ばかりで列はゆっっっくり進んでいました。途中で友人ともはぐれました。(笑)

さくらさんはお子さんを出産したあと、

「こどものために人生を捧げるの?」と問われ、こう答えます。

「冗談じゃないよ わたしの人生はわたしのものだよ

この子の人生とは別モノだからね

でも仲良くしていきたいね」

このスタンスがさくらさんだなと。

感受性が高く、でも言葉にすることが上手でなかったあのころのわたしを思い出すことができました。少女から青年になる過程のそばに、いつもさくらさんがいたような気がします。

ちなみに、私がちびまる子ちゃんの漫画で一番好きなところは、丸尾君がケンカでキレた時に発したセリフ「うぉぉ  たぁぁぁあ」を「ヘレンケラーかよ」と学がないと出てこない語彙のツッコミをするあそこです。

シゲにちょっと似てるギターを弾く花輪くんバッチをお土産にしました。

また展覧会があれば必ず行こうと思いました。 

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